本日、2011年から8シーズンに渡って展開されていたドラマ Game of Thrones(GoT)の最終話が全世界同時に放送され、大団円を迎えました。

ここ10年ほど、ネットフリックスやアマゾンを中心にストリーミングを通じた視聴が増え、それに伴い高額予算をかけて視聴者を引き付ける作品が数多く製作されたことで、アメリカを中心としたテレビドラマは「黄金時代」を迎えたと言われてきました。

GoTは将来、その黄金時代を象徴する作品として語り継がれていくことになると思います。そのため、見ていない人は是非見てほしい、というか食わず嫌いをせずにとにかく見ろ、と管理人個人としては強く言います。

話がどう転んでも人を満足させる着地点を見せるのが難しいなか、最終話では、無難な落としどころを見せられたかなとは思います(納得しない人も多いでしょうが…)。過去の放送を見ると、着地点に向けた布石は打ってきたのは明らかなので。

ただ、最後の2シーズン、とりわけ最終シーズンはどうしても急いで話を進めた感が否めません。予算が膨れあがる中で話数をきっちり確保できなかったことがそもそもの問題ではあるのですが、それがあってなおあ、きっちり展開する脚本と演出になっていなかった気がします(そうした不満があってなお、GoTは大傑作なので、是非みてほしい)。

なんでこの話をこのサイトでしているかというと、GoTのショーランナー(製作・脚本を担当する番組の総責任者)であるベニオフ・ワイスのコンビが2022年に上映予定の、Ep.IXの次のスター・ウォーズ作品を製作することが決定しているから。

Ep.VIIIの評判についての意見が割れるなか、版権を持つディズニーがEp.VIII監督のライアン・ジョンソンを指名しなかったのは当然でしょうが、GoT最終章を見た後だとベニオフ・ワイス組も課題がある、となるとスター・ウォーズファンとしては不安が募るばかり…。

なお、GoTはスター・ウォーズでたとえるとこんな感じでしょうか。
  • ハン・ソロがEp.IVであっけなく死ぬ
  • ルークとレイアが互いを双子だとしながら子作りして子供をバンバン作る
  • Ep.IIIで、アナキンがジェダイ聖堂でヤングリングを虐殺する鬼畜所業を喜々として見せる
  • 同じくEp.IIIで、ケノービがアナキンの四肢だけでなく局部も切る
  • パルパティーンがエロ爺
…ってこんなんじゃ誰も見ないか…。

アマゾンプライム会員だとただで見られるので、とりあえずシーズン1だけは通しで見てほしいです。